日本語のサポートをしている支援メンバー(日本語指導員)の声をお届けします。

Aさん

中学校に勤務しているとき、中国から来た子ども二人を教科と担任で関わったことがあり、退職を機に何かできることがあればと思っていたところ「子ども教室」を知り、そこでスクールネットに出会いました。

活動しての悩みは、子どもにとって支援の時間が日本語以前に日ごろ抱えている不安や不満を吐き出す時間でもある場合があり、それを受け止めながら、日本語習得への関心意欲をどう引き出していけばいいのかということです。

でも、どの子もかわいいし、何とかやる気をおこさせようと支援方法をあれこれ考えるのは楽しいです。

Bさん

20代後半はバックパッカーでいろんな国を旅しました。大昔ですからスマホなど無く、宿はツーリストインフォメーション頼り。情報はほぼガイドブックのみ。


今思えばよくあれで外国を歩き回ったなぁと思います。楽しく旅してましたがやはり困ったことやしんどいことも沢山ありました。そんな時に現地の人たちはとても親切にしてくれました。電車や食堂で一人でいるとサッと仲間に入れてくれたり…困った時にすぐに声をかけてくれたり、たくさん日本語もきこえました…どの国もそうでした!とっても嬉しかったです。


そのことが忘れられず、私も日本にいる外国の人のためになにか力になりたい!と、ずっと頭の片隅に思いがありました。でも何を?どうやって?で長い年月が流れ、相模原に越してきました。


中央図書館へ行った途中、センターを見つけ、「なんだろうここは?」上にあがって「子ども教室」のポスターを見かけ、見学させていただいたのがきっかけでした。(2016年2月)


スクールネットは2017年11月からの参加です。

Cさん

私は、2019年に町田市国際交流センター主催の日本語学習支援ボランティア基礎講座を受講した後、「子ども教室」でボランティアを始め、そこで、スクールネットを知り、2021年から小2男子と小3女子を担当しています。


経験が少ないので、具体的な教材や遊びながら学べるゲームの作り方等、教えてもらいながら、試行錯誤の日々です。


子ども達は、可愛いし、やりがいもあります。人の為にと思って始めましたが、自分の為になっていると感じています。

Dさん

私は、たまたまテレビで、日本に住む外国人の子どもが十分な学習の支援を受けられないまま大人になり就職もできずに困っている、という内容の番組を見たのがきっかけで、この活動を始めました。

いろいろなバックグラウンドの子どもがいて、新しい子どもに出会う度にドキドキしますが、発見あり、学びありのとても充実した日々を送っています。

楽しみながら日本語を学んでもらうために、ゲーム形式の練習、歌、読み聞かせ、さらには一緒に体を動かしたり。

子どもたちの笑顔がエネルギー源です。