運動会

 先週の土曜日に運動会が開催された小学校の外国につながる子ども達。走るのをがんばった、ダンスが楽しかった、などの感想を聞かせてくれました。

 そんな中の1人、去年の夏に来日した小3の女の子は、母国に”運動会”がないので、生まれて初めての経験。あの競技もこの出し物も楽しかったと興奮気味に教えてくれました。

 そこで、一番楽しかったのは何?と尋ねると、少し考えた後、意外にも、80m走を走り終わって他のクラスが終わるのを待っていた時、との答え。クラスメイト達と小さくまとまって地面に座っている間、だれかれともなく面白いことを言ったりやったりしてみんなで笑っていたと。そんな中で、それまで全く接点のなかった男の子が日本語で話しかけてくれ、彼女も日本語で答えられたとのこと。

 そんなある意味ハザマの時間が、今年の運動会の一番の思い出になったという話が聞けたのは、支援している私もほっこりするひとときでした。